交通事故案件の弁護士費用は、主に「相談料」「着手金」「報酬金」の3つの項目で構成されています。特徴と相場をわかりやすくご紹介します。
相談料は、正式に依頼する前、弁護士に法律相談をする際にかかる費用です。対面での相談はもちろん、電話やオンライン相談でも発生するケースがあります。
費用相場は、30分5,000円〜1万円程度※。初回相談料無料、2回目から費用がかかる事務所が多いようです。ただし初回無料でも「30分限定」など条件がつく場合があるので、よく確認してみてください。
弁護士に正式に依頼した際に支払う費用です。弁護士が活動を始めることに対しての費用なので、結果の成功・不成功に関わらず返還はされません。費用は事務所ごとに異なりますが、相場は10万円〜20万円前後※です。
ただし中には分割払い可能な事務所や、着手金なし&事件の成功時にのみ報酬が発生する「完全成功報酬型」を採用している事務所もあります。着手金の金額については、相談時に提示されるのが一般的です。曖昧なまま依頼してしまうと後々トラブルに発展しかねないので、遠慮せず弁護士に尋ねるようにしましょう。
「無事示談が成立した」「賠償額アップを実現できた」など、案件が成功または有利に解決した際に支払う費用です。成功報酬とも呼ばれます。
相場は「得られた経済的利益」の10~20%程度※。例えば、200万円の賠償金アップを実現できた場合、報酬金は20万円〜40万円程度です。 ただし、事件の難易度や特殊性、弁護士の経験などによっては30%程度までアップすることがあります。また、全面敗訴など完全な不成功の場合は支払う必要はありません。
案件を処理するために実際にかかった費用のことです。具体的には、この案件を解決するための弁護士の交通費や収入印紙代、切手代、コピー代、通信費、後遺障害診断書取得料などです。他、弁護士が遠方の交通事故現場に行ったり遠方の裁判所へ出頭したりしたとき際に日当が発生します。
費用相場は、半日出張で1~3万円、全日出張で3~5万円※です。出張しない場合はかからないため、費用を抑えたい場合はできるだけ裁判所や現場、依頼者の住所地などから近い場所の弁護士を選ぶのがおすすめです。
かつて弁護士費用は基準が決められており、どの弁護士に頼んでもかかる費用は同じでした。しかし現在は報酬が自由化されており、事務所ごとに料金が異なります。主な料金体系は「定額型」「成功報酬型」「完全後払い制」の3種類。それぞれメリット・デメリットがあるため、依頼する前によく確認してみてください。
依頼時の着手金に加え、成果に応じた報酬金を別途支払うタイプです。依頼時に着手金を支払うことで、活動するための資金を弁護士が先に得られる点がメリット。ただし、ある程度まとまった金額になるため、支払うのが厳しい人が少なくありません。賠償金が少ないと「赤字になる」可能性もあります。
着手金なしで、示談や裁判で得た利益から報酬を支払うタイプです。成功時にのみ料金が発生するため、着手金を用意できない人も安心です。ただし、その分報酬率がやや高めに設定されてケースが少なくありません。また、小規模案件では依頼を受けてもらえない可能性があるので注意してください。
こちらも着手金なしで、示談や裁判で得た利益から報酬を支払うタイプです。「成功報酬型」と似ていますが、「成功報酬型」は成功時、つまり賠償金が入金される前に支払いを求められる場合があります。
これに対して「完全後払い制」は、示談金や賠償金を受け取ったあとに支払います。最初から最後まで支払いの心配をしなくて済む点はメリットですが、こちらも小規模案件では依頼を受けてもらえない可能性がある点は要注意です。
さまざまな費用がかかる弁護士への依頼は、弁護士特約を利用するのがおすすめ。弁護士特約とは、保険会社が弁護士費用を負担してくれる保険特約です。
相談料、着手金、報酬金、日当、実費やその他の手数料まですべてをカバー。一般的に法律相談費用は1事故につき被保険者1名あたり10万円まで、弁護士費用等(弁護士費用、訴訟等に要した費用など)は1事故につき被保険者1名あたり300万円まで補償してくれるので、自己負担ほぼゼロで依頼することが可能です。
しかも自動車保険と違い、弁護士費用特約のみを利用した場合は保険の等級が下がりません。せっかく弁護士特約に加入し、毎月保険料を支払っているなら、積極的に使用するのがおすすめです。
弁護士特約は、加入している当人だけでなく、同居している配偶者や子ども、両親、別居の未婚の子供、契約自動車の所有者、契約自動車に搭乗中の人なども対象です。被害者自身が加入していなくても、家族が加入していれば特約を利用できる可能性があります。
自転車事故や歩行中の事故の場合でも使える場合があるので、保険証券をよく確認してみてください。保険会社によって規約が異なるため、隅々まで内容を確認するのがおすすめです。
「交通事故の解決を弁護士に頼むなんて大げさだ」と思う方は多いかもしれません。しかし実際に、弁護士に相談せずに示談結果で後悔する方は多いのです。被害者が自分で示談交渉をするよりも、交通事故の示談交渉に詳しい弁護士に依頼したほうが解決もスムーズです。もし費用を理由に相談を諦めている方がいたら、ぜひ無料相談を利用するか、弁護士特約の有無を確認してみてください。
弁護士法人コールグリーン法律事務所では、交通事故被害者の方が安心してご相談いただけるよう、明確で納得感のある弁護士費用体系を設けています。
弁護士費用特約に加入されている場合
ご加入の保険に弁護士費用特約が付帯されている方は、原則として弁護士費用は実質無料です。特約の上限額内であれば、保険会社からすべての費用が支払われるため、ご本人のご負担はありません(なお、上限を超える案件はほとんどありません)。示談交渉でご依頼いただく場合、以下すべてが0円です。
報酬金は獲得した賠償金の10%(税込11%)+15万円(税込16万5,000円)です。この金額は、一般的な弁護士報酬の相場と比べてもやや低めの設定となっています(ぜひ他事務所と比較してみてください)。
弁護士費用特約がない場合
弁護士費用特約に加入されていない場合でも、初回の法律相談は無料です。その際、費用倒れ(弁護士費用が賠償金を上回ってしまうこと)になる可能性があるかどうかを、丁寧にご説明します。
さらに、ご依頼時点で保険会社からすでに賠償金の提示がある場合、その金額よりも増額されなかったときは、弁護士費用は一切いただきません。
これは、当事務所が増額の見込みについて高い自信を持っているからこそ可能な費用体系です。
交通事故専門の弁護士津田岳宏
浜松・京都エリアの
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当メディア交通事故の慰謝料に納得がいかない方に向けて、慰謝料の仕組みや、弁護士に依頼することで慰謝料が増額された事例などを紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
(2025年7月時点)
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